最近、独自のサイトを運用する組織が増えてきました。
プロバイダーのサーバを使ったWebサイトやメールアドレスをインターネットの「アパート」だとすれば、独自サイトはいわばインターネットの一軒家。独自サイトなら、それぞれのグループが専用のドメイン名を持ち、専用のWebスペース、メールアドレスでインターネットのシステムを利用することができます。
お客様が取得したドメイン名を使ったWWWのURL、メールアドレスを利用することができます。
基本的に、どのようなドメイン名でもサイトを運用することができますが、日本では「XX.or.jp (非営利法人)」、「XX.gr.jp (任意団体)」、「XX.co.jp (営利企業)」など、国際ドメインなら、「??.org (非営利団体)」、「??.com (企業)」、「??.net (ネットワークサービス)」などが手ごろでしょう。このほかにも、たとえば国際NGOなら、海外の本部のドメインのサブドメインを設定して、「www.jp.??.org」といったドメインを持つこともできます。
ホスティングサービスなら、一般のプロバイダーのドメインで作るWebサイトよりもコンテンツの自由度が高いのも大きな特徴。
URLを自由に設定したり、ディレクトリ構造を変更したりといったニーズにきめこまかく対応できます。
メールアドレスの自由度の高さもホスティングサービスの魅力です。
たとえば、「yasuda.yukihiro@poem.co.jp」のような長いメールアドレスもOK。もちろん、自ドメイン内で他のユーザーと重ならなければ、どんなメールアドレスでも設定することができます。
ホスティングサービスなら、データベースやスクリプトを使ったダイナミックページに対応しているのはもちろん、セキュア・サーバを利用すればデータ漏洩の心配もありません。高機能で、しかも安全な通信が可能です。
このような数々のメリットも、管理の手間がかかるようでは使い切れません。しかし、ホスティングサービスなら、(株)市民電子情報網の技術スタッフがホストをメンテナンスしますから、日常的な管理の手間が省けるだけでなく、データの消失やサーバの停止といった事故のときにも被害を最小限に押さえることができます。
インターネットで一番重要なものはコンテンツです。ホスティングサービスなら、プロバイダーの制限も余計な管理の手間もかけることなく、コンテンツの充実に集中することができます。
どんな設定も自由自在で、サーバマシン一台をまるごとご利用になれます。必要であれば、サーバマシンの管理者権限での作業も可能になります。自組織内にネットワーク管理者がいらっしゃる組織なら、インターネットのすべてを利用し尽くすことができます。
独自のマシンほどの自由度はありませんが、実用上、ほぼすべてのインターネット機能、UNIXサーバの機能をご利用になれます。松との違いは、サーバマシンの管理者権限が持てないことだけ。詳しくはお問い合わせください。
一般的なインターネット・サイトを独自のドメインで利用するホスティングサービスです。カスタマイズの自由度はやや下がりますが、Webページ作成ソフトなどで作ったページを公開したり、独自のメールアドレスを使いたいという用途にはコストパフォーマンスの高いメニューです。